2011.12.01
「TPP」のプレリュードと化している、日本の空の事情!
ボーイング787機材のデビューなどで、エアラインの華やかな側面が話題となっておりましたこの頃でした。
一方で、世界の経済情勢は、「サブプライム」「リーマン」の潜在損失を表面化せざるを得ない状況となったマネー市場主義の米国。更にEUでは、ギリシャのデフォルト危機、イタリア国債利率上昇、ポルトガルと連鎖するドイツと緊迫
しています。
一方、日本では、3年前には「アジアゲートウェー」2年前の2009年には、日米オープンスカイ協定が結ばれて競争力などないまま、日本のエアラインの太平洋・アジアマーケットを無防備にさらす、名ばかり「航空自由化」となってしまいました。
基幹空港や、98も乱造した赤字地方空港も深刻化するばかりです。
そのうえに、「3.11」の津波災害、その上、「原発事故と計り知れぬ汚染」です。
国家として大したお金も使わない「観光立国ニッポン」政策も、隣国「韓国・中国」に席巻されっぱなしで、被災地東北の「足」を縛っている景色さえ見えます。
多忙のため、しばらく、コメントが出せずにおりましたが、本日より細目に!とおもっております。
「アメリカン航空チャプター11入り」に関しては、来る12月4日に放映予定のBS朝日の番組「いま世界は」でコメントを致す予定です。19時からです。
お時間のある方は、ご視聴戴ければ幸甚です。

コメント
失礼しました。
誤字訂正いたします。 高級業界-->航空業界
m.Hari WROTE
投稿者: 播 稔
TPPで最も注意するのは、農業ではなくサービス分野です。健康保険はその代表です。アメリカでは上級、中級、下級という保険会社があると、中級の保険加入の人は上級保険の医療は受けられません。 日本の健康保険はホームレスでも一律で国民全部が1つの保険です。よいものは残したい。
ただ、高級業界は全世界が皆競争相手となり、大手、中小を問わず競争が始まっております。
顧客がなにをどういう基準で選択するか、価格かサービスか。
飛行機の中で、一流料理など私はいりません。
その代わり座席のスペースはある程度ほしい。しかし若い人は安ければ何でも良いひともいます。
どれがいまの顧客にアピールするか難しい問題です。
着陸料、駐機料も問題です。韓国まで飛んで、他社便に乗り換えるひとまでおります。
親方日の丸は過去の遺物です。 M.Hari
投稿者: MINORU HARI
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