2011.11.06

CAのマニュアル電子化で、6000人にipad配布する「ANA」!  これは、画期的!

~~画期的!!~~~
JALでは、稲盛会長が「1000億円の内部留保が溜まるまで、安全のことは語らない」という社内教育をしているとか、「再上場に向け動いている」などの話が漏れ聞こえてくる中で、

「ANA」と「ソフトバンク」は、ウィンウィン効果絶大の、「CAマニュアル電子化i6000名全員にpad配布!という発表がされました。

私の体験から言いましても、「マニュアル」のアップデイトをするための「差し替え作業」は、大変でした。印刷・破棄する量も膨大であったと思います。

また、「マニュアル管理」のための会社の雇用人員も大きな費用をかけていたものと思います。

現場で働くものと会社の双方が、「良い」と認める方策は、そうそうあるものではありません。時流を見る目と合理化という点では、「画期的」だと感じました。

~~ただ、不安な要素も・・・~~~

報道では、この導入で、「サービス品質の向上」や「生産性の向上」があげられ、CA訓練なども短縮できる、というくだりについては、疑問を感じる面もあります。

それは、ipadでいくら自己学習をしても、場面や相手によって変動する「ヒューマンサービス」については、こうした電子化で代替できるものではない、ということ。
また、ipadに安全面(テロ対策などを含む)でのマニュアルを入れ込んだ場合、紛失盗難などが起きた場合どうするのか、などは、

詳細を伺うまでは、解けない不安もあります。


ANA、全客室乗務員6000人にiPad配布--マニュアル電子化で機内品質向上へ

                 2011年09月20日 zd net japan


 全日本空輸(ANA)はグループ全客室乗務員6000人にiPadを配布する。10月から一部の客室乗務員約

70人がトライアルで運用し、2012年4月から全客室乗務員がiPadを携行する予定。ソフトバンクテレコ

ムが9月20日に発表した。

 ANAは2011~2012年度のグループ経営戦略で掲げる「グローバル化への挑戦」「経営効率向上の実現

」の具体化策として、機内品質の向上と客室乗務員の生産性向上を目指して、全客室乗務員にiPadを配

布する。乗務マニュアルの電子化による管理業務改革、iPadでの自己学習の導入で教育訓練業務の改革

を推進していく。

 客室乗務員は従来の紙マニュアルに替わってiPadを携行し、電子化された最新のマニュアルがいつで

もどこでも参照できることから、より安全で安心なサービスを提供できるとしている。研修形式で展開

していた教育訓練は、iPadでの自己学習に切り替えて、自習できるようにして、訓練期間を短縮できる

という。音声や動画を活用した乗務マニュアルや業務ノウハウを共有できる教材を作成することで、業

務習熟の早期化とスキル向上をサポートして、よりハイレベルな接客を目指すとしている。

 ソフトバンクテレコムはiPad納入とともに、乗務マニュアルに映像や音声などのマルチメディアコン

テンツを作成して、iPad向けに配信できるクラウドサービス「ホワイトクラウド ビジュアモール スマ

ートカタログ」、端末ごとに必要なセキュリティ対策を一元的に管理する「ソフトバンクテレコム ビジ

ネス・コンシェル デバイスマネジメント」も提供する。乗務マニュアルをいつでもダウンロードできる

ように羽田や成田、伊丹、福岡の各空港内にWi-Fi環境も構築する。


(2011年9月20日18時35分 読売新聞)

全日本空輸は20日、乗務マニュアルなどを搭載した米アップルの多機能端末「iPad(アイパッド

)」を、2012年4月からグループ会社を含む全客室乗務員(約6000人)に配布すると発表した

 マニュアルの電子化で、印刷費など年間約4億円の経費削減を目指す。電子化によって常に最新のマ

ニュアルを携行できるようになるほか、音声や動画を活用して、教育や訓練にも役立てる。  全客室乗

務員にアイパッドを配布するのは世界初といい、今年10月から試験運用を始める。

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コメント

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投稿者: バスケット シューズ

it's good,thanks for sharing~

投稿者: バスケット シューズ

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