2011.09.26
ネパール航空墜落事故犠牲者に哀悼!そして・・・安全とは・・・!
また、アジアで航空機が墜落しました。
日本人乗客をはじめ、事故の犠牲になられた乗員乗客の方々に深く哀悼の意をささげます。
事故は、複雑な要因がからみますが、特に事故周辺エリアは、「飛行の安全性」という点では日ごろから難しいポイントと言われてきています。
また、航空機が安全に飛ぶインフラの備え、中小航空会社への国家的な「安全運航の徹底」などは、どういうふうになっているのか、などの今後の調査と公表が必要です。
遊覧飛行などは、天候上でも、とかく無理なフライトをせざるを得ない環境があるということも聞いています。
旅行者はどのような基準で「選択する」のかも定かではありません。
日本の安全へのりーダーシップが「問われる」状況となってきました。
ネパール 小型機墜落全員死亡
9月25日 17時54分 NHKニュース
ネパールの首都カトマンズ近郊で、25日、遊覧飛行用の小型機が墜落し、航空当局は、乗客・乗員19人全員が死亡したと発表しました。
乗客名簿に日本人男性の名前があることから日本大使館が確認を急いでいます。
ネパールの航空当局によりますと、墜落したのは、世界最高峰のエベレストなどを眺める遊覧飛行を行っている「ブッダ航空」の小型機です。この小型機は、25日午前、乗客・乗員19人を乗せて遊覧飛行をしたあと、カトマンズの空港に向けて着陸態勢に入りましたが、その後、消息を絶ち、カトマンズ近郊のラリトプール郡に墜落しました。墜落した小型機の機体は、ばらばらに壊れ、航空当局は、乗っていた19人全員が死亡したと発表しました。乗客名簿には、東京の企業に勤める会社員上島俊範さんの名前があり、ネパールの日本大使館が家族に連絡をとるなどして確認を急いでいます。
ネパール政府は、調査チームを現地に派遣して事故の原因を調べていますが、
当時、現地は雲が低く垂れこめ、雨が降っていたということです。
この遊覧飛行は、1時間程度の飛行で空からヒマラヤの山々の景色を楽しむというもので、日本人を含む外国人観光客に人気があるということです。
墜落事故を起こした「ブッダ航空」は、1996年に設立されたネパールの航空会社で、国内線のほかインドへの国際線も運航しています。エベレストの遊覧飛行を紹介するこの会社のホームページには、
「国内線で最も安全な航空機で、一生の思い出に残るフライトへとお連れします」
という宣伝文句が掲載されていました。今回、墜落したのは、アメリカ製の小型機「ビーチクラフト1900D」とみられ、客席は18席あって、ブッダ航空はこの飛行機を4機保有しているということです。
※ 参考です。
トリブバン国際空港(トリブバンこくさいくうこう、ネパール語: त्रिभुवन अन्तर्राष्ट्रिय विमानस्थल、英語: Tribhuvan International Airport)は、ネパールのカトマンズにある国際空港である。周囲を高い山に囲まれているために離着陸が難しい空港だと言われている。カトマンズ中心地から約6km東に位置する。
1992年、トリブバン空港への着陸失敗による墜落事故が続けて2件発生した(タイ国際航空311便墜落事故(7月31日、死者113名)とパキス
タン国際航空268便墜落事故(9月28日、死者167名)。当時トリブバン空港にはレーダー施設がなく、着陸の際には無線連絡と目視にのみ
頼っていたことが問題視された。このため、ネパール政府の要請により日本の政府開発援助の一環として1995年から1997年にかけてレーダ
ー施設の設置工事が行われ、さらに管制官の訓練や老朽化した施設の修復が行われた。
本空港を拠点としているネパール航空は国際線用機材を2機しか保有していない。そのため、エンジントラブルや定期整備などで2007年5月
15日から運航が乱れている。この影響で関空便などは運休状態になっており、2008年3月から正常運航再開予定だった。しかし、その後も
復旧のめどが立たないまま関空線は廃止となった。wikipedia より http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA
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