2011.09.27

いよいよ、B-787「ドリームライナー」がお目見え!

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3年のデリバー遅延を乗り越えて、いよいよ、「ドリームライナー」が日本の空から飛び立つことになります。

エアバス社のA‐380に「快適性」をアピールされ続けてきた中で、日米期待のボーイング787が「チャーター便」などを経て「国際線定期便運航」へと続くことになります。

アメリカの国債発行枠超過問題、ユーロ安などで、経済圏としては、欧米ともに大変苦しい状況です。

どこの国も自国の経済を上向きにさせるために必死という中で、一機150億円からする航空機の輸出は、経済効果には大きな重みをもちます。
世界で2社独占という「ボーイング社」対「エアバス社」の熾烈な売り込み競争も過熱されてくることになるでしょう。
日本も異常な円高に見舞われているだけではなく、東日本大震災・原発事故でインバウンド客についても「観光立国ニッポン」の集客力は、沈んだままです。

「ドリームライナー」運航開始が、日本の航空のカンフル剤になってくれることを期待するものです。

以下は、これまでの弊ブログで取り上げてきた関連記事です。

2009.12.20
「ドリームライナー・B-787」への期待と不安!

2011.03.02

「エアバス380」の風が吹く!出遅れが心配の「B-787」・・・。


2007.01.07

新たな波、日本の空の機材更新
~2008年には、「ボーイング 787」がお目見え~

2007.07.10

来夏には、「787」が飛ぶ!


2010/12/09 朝日新聞

航空業界 これからの戦略は?

2005年10月28日 ALL ABOUT

秀島一生さんと「航空の未来」を語る

グローバル化の今こそ、安全性とサービスという独自のバリューを

安全性とサービスで世界一と評された時代を
日本のエアラインは思い出せ!

ボーイング「787 Dreamliner」初号機、ANAに引き渡し--米で記念式典 cnet japan 2011.9.27

Daniel Terdiman (CNET News) 翻訳校正: 緒方亮 高橋朋子 2011/09/27 11:26

 ワシントン州エバレット発--Boeingの歴史上、最も重要な商用航空機かもしれない「Boeing 787 Dreamliner」がようやく引き渡しの日を迎えた。

 航空機産業では過去数十年で最大の技術的進歩と、長らく喧伝され続けてきた。複合材料を採用し、燃料効率に優れた全く新しい航空機の787 Dreamlinerは、Boeingにとって最大の希望であり、同時に最大の悩みの種だった。

 度重なる開発遅延にもかかわらず、熱い期待と関心を集めてきた同旅客機は、米国時間9月26日午前、Boeingと世界が3年以上待ちわびていたその時をついに迎えた。最初の顧客である全日本空輸(ANA)に第1号機が納入されたのだ。

 787 Dreamlinerは、胴体や翼を含む主要構造のおよそ半分を複合材で製造したことなどにより、他のジェット旅客機に比べて燃料効率が最大20%向上しているという。それでいながら他のワイドボディ機と変わらないマッハ0.85で巡航する。さらには、自ら機体をモニタリングしてメンテナンス報告を地上コンピュータシステムに自動送信する健全性監視システムなど、最新の航空技術も搭載している。

 シアトルから北に約30分、Boeingの巨大な製造工場で雨の中行われた式典で同社は、従業員、パートナー、そして何よりANAに対し、当初予定から3年余り遅れながらもこの日の実現にこぎつけた根気と忍耐をたたえた。

 「これはまさに、全く新しい21世紀の航空機の第1号だ」とBoeing Commercial Airplanesの社長兼最高経営責任者(CEO)であるJim Albaugh氏は語った。「みなさんの私たちへの、Boeingへの信頼を感謝する。ANA以上にすばらしい最初の顧客は考えられない」


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