2011.01.19

輸送量世界一となった「UAL」!そして、「スターアライアンス」

最近の問題として、世界経済の中で国家がその国を「代表する企業」をどう後押しするか、ということが韓国パワーや中国積極外交で表れています。

自動車・家電・電子機器などで、韓国は、サムスン、LG電子、現代自動車を特定してバックアップしてきた中で、サムスンは、パナソニックとソニーを合わせたより巨大化し、もはや世界中のホテルのテレビでも、日本製を見ることが少なくなっています。

北米の中小型自動車市場では、トヨタもヒュンデ(現代自動車)に押されっぱなし、そこに国家が救済し再上場した「GE」が「ボルト」で「カーオブザイヤー」を獲得する健闘を見せています。

韓国政府は、経済界の識者によれば、昨年だけで日本の7倍(7兆円)もの戦略集中投資をしていると言うことです。

今回合併を果たした「ユナイテッド航空もコンチネンタル航空」も連邦破産法11章(チャプターイレブン)の適用を受けて後、立ち上がってきたエアラインです。ちなみにデルタ航空もしかりです。

そして、今や、世界最大のエアラインとして君臨する状況になってまいりました。アライアンスも「スターアライアンス」で、「ANA」とアジアの路線を共同運営する形で、日本アジア市場での活躍は、確かなものとなるでしょう。

~統合による成果と今後の課題について~

Doc

ユナイテッド航空アジア・太平洋地区服社長 ジェームス・P・ミュラー氏

「JALとJAS」統合は、歴代JAL経営陣の放漫経営のうえに「JAL破綻への引き金」となったことは、日本では周知の事実です。路線網さえ手に入れれば、収支体質や、統合後の全社的モチベーションなどノーケアーということが大きなほころびを生んだことも、業界内ではよく知られています。

EU圏では、「エールフランス・KLM」と言う統合もあり、

「こうした歴史的事実からどういう教訓を得て、UAではどのように活かしてゆくのだろうか」と率直な疑問をミュラー氏にお聞きしたところ、「現場を支える社員の誇りを最も大切にする。両社の気風に細やかな神経を使ってやってゆく」と言う趣旨のコメントをされました。

当たり前のことですが、ジェットブルーなどの国内線有数のエアラインはじめ、欧米エアライン全般に言えることですが「社員のモチベーションが上がって初めて旅客を大切にできる」という姿勢があります。

日本のエアラインでは、「誇るべき社員」とか「社員を大事にする」などということは、正面切って言わない(言えない?)ところばかりですので、新鮮に聞こえます。

日本のマーケットを外国に共有されることは、心痛むものもありますが、ユナイテッドも世界最大エアラインの名に恥じない今後の活躍を祈るものです。

新ユナイテッド航空、日本路線は維持、拡大へ-従来の営業戦略に固執せず

日刊 トラベルビジョン [掲載日:2011/01/19]    
 ユナイテッド航空(UA)アジア・太平洋地区副社長のジェームス・ミュラー氏は1月18日の記者会見で、コンチネンタル航空(CO)との統合作業の進捗状況を説明した。UAでは、今春中に顧客サービスとマーケティング活動を統合するほか、年内に運航許可証の統合を予定。さらに、2012年1月にはマイレージプログラムを一本化する計画という。ミュラー氏は、日本市場においてUAがビジネス需要、COがレジャー需要に強みを持ち、路線網を含めて理想的な補完関係にあるとし、2社の現路線を堅持すると同時に拡大をめざす方針を示した。

 日本市場では、すでに成田と関空においてオフィスやチェックインカウンターなどの統合がほぼ完了。今後の展開としては、運航許可証の統合後にUA、CO、コンチネンタル・ミクロネシア航空の機材を柔軟に配置できるようになるほか、機内プロダクトでも、日本発着の米国線とアジアへの全便でビジネスクラスへの新フルフラットシート導入を継続。日本語ウェブサイトも2012年第1四半期中に統一する予定という。

 また、2社の営業戦略については、「新しい会社が誕生し、まったく新しいプロダクトやサービスを提供する」ことから、これまでの2社の戦略にとらわれず、「日本で培ってきた力強い関係に基づいた新しいやり方」を模索する考え。具体的には「今年上半期にはある程度の姿を見出したい」とし、2011年度下期から本格的に旅行会社に対する統一的な営業を展開する方針を示した。

 このほか、昨年には発着枠を得られなかった羽田路線については、「すでに第一歩として、昨夏にはCOがグアムへのチャーター便を開始している」とし、「今後も就航の可能性を探り、日米間で発着枠がさらに拡大すればまた申請したい」と語った。

日本―アジア線も共同事業対象に 全日空の航空連合

2011/01/18 18:47   【共同通信】

 全日本空輸が、同じ航空連合の米ユナイテッド航空、米コンチネンタル航空と4月に始める共同事業の対象に、日米路線のほか、日本―アジアや米国―中南米などの路線も加わることが18日、明らかになった。対象の路線ではダイヤの効率的な調整や運賃の共通化を進め、顧客の利便性向上を目指す。

 共同事業には、3社の成田空港と米国の空港を結ぶ路線、全日空の羽田空港―米ロサンゼルス線、日米路線に接続する全日空の日本―アジア線などが含まれる。3社は航空券の販売などの営業活動も共同で展開する。

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