2011.01.10
「36年7ヶ月」飛んできたB-727!イラン航空機墜落事故!
政治が混迷を続け、経済政策も無策が続いています。
国民として老いも若きも多くの方が、「苛立ち」を覚えているのではないでしょうか。
昨年までの、「JAL破綻」問題も、本質的な「航空政策の欠陥」に触れられることもなく、「羽田国際化・ハブ礼賛」「オープンスカイ」などという「耳に優しいトピック」にすりかえられて、「肝心なこと」には、蓋がされたままです。
「TPP」「FTA」が外交・経済政策上「大問題」として毎日報道されておりますが、航空においては、さしたる「国民的議論の余地」を与えることもなく「アジアゲートウェー」「オープンスカイ」などというフレーズに変換して、先行して行われているのが実状でしょう。
「運賃の格安競走」や「国際線路線における大国のプレッシャー」に翻弄されている「政府・監督官庁」の有り様を見ておりますと、日本の航空の「安全運航と発展」は、「本当に脅かされている」と、新年早々警鐘を鳴らさざるをえません。
イラン航空の墜落事故では、奇跡的に20名弱の乗客が生存したということが、朗報ではありますが、
● 事故機が「36年7ヶ月という経年機であることに驚き、
●事故当時の気象が、着陸に適していたか、に疑問符があること
です。天候は、上空は、Cloudyより雲が多い「overcast]アプローチには、scatterd clouds 雪時々曇り という条件と聞きます。
さて、現実の日本では、
法律で「安全への規制緩和」を繰り返し、税金は、利用者から、エアラインから多額に徴収したまま、98もの空港作りに当てて国益を歪めてきました。
その一方で政府・財務省・大銀行は、エアライン経営に「コストダウンの大号令」を発しているという図なわけですから、「これで事故が起きたらどうするのか」「誰が責任を取れるのか」と心配してしまうのです。
イラン航空の事故機、B-727型機は、日本においては、1960年代後半から1979年代に国内幹線が「レシプロからジェット」へと大転換した象徴的な機種でもありました。
1966年2月のANA羽田沖墜落事故(機体は11ヶ月しか使用されていなかった。原因不明)、1972年JAL「ヨド号ハイジャック事件」などが想起されます。
イランで旅客機墜落、死傷者100人以上
CNN.co.jp 1月10日(月)9時42分配信テヘラン(CNN) イラン当局者らによると、首都テヘランから北西部ウルミエへ向かっていたイラン航空の旅客機が9日夜、雪原に緊急着陸しようとして墜落し、72人が死亡、33人が負傷した。
同国のファルス通信は地元当局者の話として、墜落したボーイング727型機は乗員12人、乗客93人を乗せていたと伝えた。現場付近の悪天候で救出作業は難航しているという。
メヘル通信によると、乗員は全員が死亡した。緊急対策当局責任者は「墜落は目的地近くの低い位置で起きたとみられ、地面との衝突で機体が爆発しなかったのが不幸中の幸い」と話しているという。負傷者のうち少なくとも10人は重傷とされる。
「Aviation Safety Network」より
Status: Preliminary
Date: 09 JAN 2011
Time: ca 19:45
Type: Boeing 727-286
Operator: Iran Air
Registration: EP-IRP
C/n / msn: 20945/1048
First flight: 1974-06-12 (36 years 7 months)
Engines: 3 Pratt & Whitney JT8D-15
Crew: Fatalities: 11 / Occupants: 11
Passengers: Fatalities: 68 / Occupants: 94
Total: Fatalities: 79 / Occupants: 105
Airplane damage: Destroyed
Airplane fate: Written off (damaged beyond repair)
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