2010.09.11
9・11アメリカ同時多発テロ以来、世界は?
2001.9・11 直後。「フジテレビ特別報道番組」
思えば、あの悲惨なテロ以来、9年目を迎えています。
アメリカは、ブッシュ大統領の指揮の下、「アフガニスタン」への報復、更に「イラク」へと戦争を拡大しましたが、オバマ政権に至って遂に「イラク」から撤退、アフガニスタンからも来年には撤退の方向を宣言せざるを得なくなりました。
この9年に、イラクやアフガニスタンの国土は破壊され、民間人を含めイラクでは10万人の死者、米軍兵士にも4400人の死者が出ました。9・11の憎しみが更に「破壊と殺戮」を重ねたのです。
「侵略」や「戦争」は、地球規模で人類の破綻を招くということを多くの犠牲を持って示し続けています。
航空機は、いったん「搭乗」すると、無事着陸まで、乗客・乗員は、「命」を共有せざるを得ません。どんなハイテクに身を包んでいても、航空機が無事運航されるだけで、あらゆる危険がつきまといます。
これまでのハイジャック・爆弾被害の経験から言えば、100パーセントプロテクトできる方法は難しいといえます。
「戦争」に加担せず、「戦争」を回避できる「政治・外交」にこそ、テロから「航空の安全」を守る唯一の道と考えます。

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