2010.06.06

成田空港・LCC専用ターミナル建設を検討 羽田空港国際化と併行して。

成田空港に、LCC専用のターミナル建設を計画していることが発表されました。「羽田ハブ論」がメディアを賑わしている中ではありますが、「羽田の国際化」は、一本の滑走路を増やしただけで、にわかにすべてをまかなえる訳ではありません。

「発着枠増」といっても、「井桁模様の4本の滑走路」「複雑な管制対応」「当面10基しか稼動できないボーディングブリッジ」「発着枠の争奪戦」「24時間空港としての騒音拡大」など未知数の問題もあり、オープンスカイ政策を打ち出した以上、日本の首都圏空港の発展強化は、あらゆる角度から進めてゆかねばなりません。

ニューヨークでもロンドンでもパリでも複数以上の大空港が互いを補完しながら切り盛りしています。

そういう意味で、67基のボーディングブリッジを持ち、アジアの中では、「欧米向け路線」をもっとも保持している「成田空港」にも奮闘してもらわねばなりません。

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(毎日。jpより)

成田空港:新ターミナル検討 格安航空会社専用

毎日新聞 2010年6月5日

既存のターミナル 成田国際空港会社(NAA)は、現在ある第1、第2ターミナルとは別に、格安航空会社(LCC)専用の旅客ターミナルビルを新設する方向で検討を始めた。10月の羽田空港の国際線発着枠拡大を控え、「競争力強化にはLCC誘致が不可欠」と判断した。国土交通省も対応を急ぐよう指示しており、早ければ今秋にも具体的な計画を策定する。【山田泰正、斎川瞳】

 NAA経営計画部によると、専用のターミナルビルを建設した場合、どれくらいの就航希望があるか、韓国、中国、インドネシア、マレーシアなどのLCC約20社を対象に近く需要調査を実施する。9月にロンドンで開かれるLCCの国際会議で各社の意向を聞き取り、ターミナル建設を最終的に判断する。

 最有力の候補地は整備地区。現在は使われていないNAA所有の貨物上屋3棟を改装して暫定利用する計画が浮上している。搭乗手続きカウンターや待合室、飲食施設のほか、入管・税関などの業務スペースも設ける予定で、関係機関と調整を進めている。欧米から乗り入れ要望の強い自家用ビジネスジェット機のターミナルも併設。工期は2年程度を見込む。

 着陸料や施設使用料について、従来より引き下げたLCC向け料金体系の導入も検討中。NAAの村山憲治経営計画部長は「LCC就航は新たな需要を喚起し、利用者増が期待できる」と話している。

 ◇ことば LCC
 格安航空会社(ロー・コスト・キャリアー)。従来の大手航空会社と違い、人件費や営業・販売費など運航にかかるコストを抑えることで運賃を低く設定する。機内食を有料にするなど、旅客サービスも簡素化する例が多い。アジア諸国で成長が著しく、アジア地域では国際線旅客輸送量の10%程度を占める。

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