2010.05.01
JAL再建問題「路線縮小」「人員削減」について分析中!
~路線縮小については・・・。~
国内線については、もともとJALは、ロードファクター(搭乗率)の良い国内幹線で利益を上げて、国際線では、一部不採算であってもネットワークを拡大することで日本企業・日本人旅客からの期待にこたえて成長してきた経緯があります。
不採算路線ばかりを抱え、老朽機材を更新する体力しかないことで、立ち行かなくなったJAS。 その路線網を抱えることをすれば、国内線収支で大幅赤字は必至であることを知りながら、ANAとの国内路線網拡大を争い、名目的な世界一を目指した当時の兼子社長以下経営陣の目論見は、「JAL破綻の主要因」となってしまいました。
こうしたことをどこまで改善しようとしているのか、今回の廃止路線が「継承したJAS路線」「国策98空港建設のその後に収支度外視で増やした地方路線」などの区分けを見る必要があります。また、ANAとのダブルトラックをどういう路線で回避しているのかなども見ておく必要があります。
~国際線について~
「アジア路線に特化せよ」などという目先の収支ばかりをいう雑音に影響されていないのか、どこまでアライアンス「ワンワールド」を活用した路線便数再計画なのか。
~運賃について~
割引種類の拡大による格安化、マイレージ増などで、集客に走ることを肯定している現経営陣なのですが、今後の収支悪化を招く要因を作ってはいないか。
JALだけの問題ではないのですが、航空経営の収支悪化の要因である、高い税金(着陸料・燃料税)などの緊急な引き下げを働きかけているのか。・・・JALについては、現在は支払い延伸の措置は取られている。
~「安全上妥当な人員削減なのか」の検証~
JALの人員構成は、現在グループで46000名、本体14500名と言われてきました。本体と言うのは、JALインターナショナルです。
本体の早期退職募集には、2700人募集に対して3600人を超える応募があったようです。しかし、その内訳が明らかにされていないのが「不審」なところがあります。
放漫経営を支えてきたいわゆる「役員」「部長クラス」からどの程度応募があったのか、なかったのか、子会社統廃合した上での役員クラスをどの程度切ったのか、などはわかりません。
パイロットが170名程度、客室乗務員が1300人程度と言うことは聞こえて来ますが、整備はどうなのでしょうか。本体には、もう1400名しかいないと言われていた整備現場も心配です。
あと5000名は、削減せよという、「メガバンク」に対して、支援機構・JAL経営は、人員の配置に対して、「利用者が安心できる明解な発表」を求めたいと思います。
コメント
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投稿者: Fire Doors
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投稿者: Fire Doors
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投稿者: Fire Doors
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投稿者: biudiex
ban-kuko ku- さま
JALの現場では、どんな小さなものでも制服の時は、空港で買い物をしない、滞在地では、食事は「個室」で、というふうになっているようです。機内のサービスも、こういうことが背景にあるので、相当ギクシャクしたものになっているようですね。
投稿者: 秀島 一生
外航勤務者 さま
『路線改廃と人員削減をしてどこへ向かおうとしているのかのビジョンがクリアでない所が大問題です。JALのみならず国も機構も銀行も、対面や目先や手前の事ばかりで肝心な所は置き去りにみえます。』
同感です。 一生
投稿者: 秀島 一生
経営の観点からすると、事業縮小に伴う人員削減はやむを得ません。が、路線改廃と人員削減をしてどこへ向かおうとしているのかのビジョンがクリアでない所が大問題です。JALのみならず国も機構も銀行も、対面や目先や手前の事ばかりで肝心な所は置き去りにみえます。沖縄の基地問題同様、この国の一番悪い所を見ている気分です。
ANAの3月期通期での大幅赤字も明らかになりました。
公金注入のJALによる安売りで単価・収入とも想定外との報道を見ると、あぁ最早断末魔の観...
外航にとっても、日本はかつてのような利益率を確保できる路線ではありません。
日本をオミットして中国やアジア他国へ直接乗り入れるような事態にならなければいいが...
投稿者: 一外航勤務者
GW前に娘が大連に出張して帰国しましたが、往復JALだったのですが、何しろたった3時間弱の飛行なので感想を聞いても現代っ子らしい返事で「別に・・・」でした!
投稿者: ban-kuko ku-
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