2010.02.11

「経営理念は、大切です。」エアラインにとっては、精神論を越えた「安全運航とグッドサービス」がすべてです。

「経営理念」と言う点では、これまで、日本航空においても、「枕詞的」には、あふれるばかりに「経営陣」から現場へ向けて発信されていました。1970年代の「ニューデリー・モスクワ・クアラルンプールの連続墜落事故」後は、「安全に祈りをこめて」と「安全バッジ」を社員全員で着用、社用箋に至るまでこのフレーズは刷り込まれておりました。

安全バッジです。

「安全運航の祈りをこめて」とバッジ裏には刻まれている。

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その一方で、経営陣は、「184円固定のドルの先物買いという不審なギャンブルで2000億円損失」などを筆頭に「コストカットした分は、乱脈経営で浪費する」という恥ずかしい行為の繰り返しをしておりました。

あの123便事故、2005年の連続トラブル、などを経て「安全こそ最大のサービス」というフレーズを相変わらず現場に対しては繰り返しつつ、2008年には、「西松社長の意向のもと、燃油のヘッジ先物でやはり2000億円を越す、ギャンブル損」を出しています。その上、歴史ある日本航空をとうとう「破綻」させ、「会社更生法適用」までに至らせてしまいました。

前日まで「私的再生」ができるようなことを言っていたわけですから、対外的だけではなく社員もうそばかりつかれていたことが次々に判明してしまいました。それでも、恥ずかしくもなく、社長引退時の定番コース「日航財団」の理事長を辞退することもなく、のうのうと就任しているんですから、「自らの責任を感じることもない呆れた人材」です。周囲の役員も何も言わないのでしょうから、「KY」ここに極まれり!と言う景色です。恐らく、社内特に現場では、「これでは何も変わらない!」というため息と15000人のリストラに怯える雰囲気gs漂う状況なのではないか、と心配します。

安全にもサービスにも、「モチベーション」は、最大のパワー源ですから・・・。

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こんな実状ですから、稲盛会長の言われる本当の「コスト管理だけでない経営理念」は、どこの企業よりも必要とされていると思います。

ただし、航空は、公共の交通機関それも空中を主戦場とするセンシティブな環境ですから、一般的な製造メーカーをはじめとした企業の「安全精度は、アドバイザリーグループが進言勧告するように、『安全の層』と言うレベルが求められます。

稲盛会長の静かにしかし断固としたリードに期待を寄せております。

日本航空再建の鍵「アメーバ経営」とは
2010年2月8日 1:35   
      今月1日、会社更生法の適用を申請した「日本航空」を立て直すため、カリスマ経営者として知られる稲盛和夫氏が会長に就任した。稲盛氏の打ち出す「アメーバ経営」と呼ばれる手法が再建の鍵を握る見通しだ。経済部・岩田明彦記者が報告する。

 アメーバ経営とは、会社の組織を小さな集団に分けて利益とコストを管理するシステムだ。採算のとれない組織があれば、別の集団が支え、状況に応じて姿を変えることからアメーバ経営と名付けられた。

 東京都内に23店舗を展開するすしチェーン「築地すし好」は、9年前にアメーバ経営を取り入れ、利益は約8倍に伸びた。会議では、スタッフ一人の1時間あたりの利益が発表される。そうすることにより、それぞれが経営者の意識を持つことができるという。築地すし好の場合、店舗それぞれがアメーバ経営という設定となっていて、そのコスト意識はさらに細部にまで及んでいる。また、従業員の給料を除き、原価や売り上げまでオープンとなっている。築地すし好がアメーバ経営を取り入れたのは、社長が偶然手にした稲盛氏の本だった。経営にはコスト管理だけでなく、経営理念を確立し、全社員で共有することが大事だとも書かれている。

 アメーバ経営を日本航空にも浸透させるため、「京セラ」元副会長・森田直行氏が経営陣に入る予定。新たな手法で、日本航空は再び翼を取り戻すことができるのだろうか。

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