2010.01.28
「JAL再建の核心」不透明の向こうを悠々と拡大する「ANA」
検討に検討を重ねたことと思いますが、ANAは、「JALが見限った」路線を引き継いで、増便した上、ヨーロッパも一味違う「ミュンヘン」にデイリーで就航させるということですから、大胆にして繊細です。
また、「ダウンサイジング」と馬鹿の一つ覚えの声が多い中で、必要な路線には「大型機」を投入するとも報じられています。こういうのを「経営戦略」と言うのだろうと思います。
一方で、「JAL再建策」は、まず社長任命から始まるようです。新社長は、現在本体の執行役員(JALインターナショナル)で子会社の社長(日本エアコミューター)も兼務しているという大西 賢氏(54歳)と報じられています。
54歳にして役員を務めておられるということは、とりもなおさず、歴代の経営陣に対して批判的であったと言うことはなかったのだろうと推察します。逆にこれまでの経営の在り方の直下で認められてきたということでしょう。
これで、厳しい再建ができるのでしょうかと心配です。かといって、稲盛会長は、これまで全く航空経営の陰陽を知らなかった方ですから、社長まで外から持ってくるわけにもいかない、と言う事情もあるのでしょう。
さてさて、今後の「具体的な計画」はどういう風に出てくるのでしょうか。ウォッチしてまいりたいと思います。
日航撤退の中国路線など増強 全日空、国際線強化へ
asahi.com 1月28日
--------------------------------------------------------------------------------全日本空輸は27日、国際線の強化を盛り込んだ2010年度の事業計画を発表した。法的整理を申請して再建中の日本航空が撤退した中国向けの路線などを「効率的な運航で収益が見込める」として増強するほか、今年秋に国際線の発着枠が増える羽田発着便にも力を入れる。
成田発の中国便では3月末、杭州線を週4便から週7便に増やす。週7便の青島線は機材を大型化する。いずれも日航が、採算が合わないなどとして昨年12月に撤退した路線だ。
7月には成田―ミュンヘン(ドイツ)線を開設。週7便を飛ばす。 羽田発では台北線を新設(週14便)。ソウル(金浦空港)線は週14便から21便に、上海(虹橋空港)線は週7便から14便に増やす。深夜早朝帯に米西海岸や東南アジアへの路線を設けることも今後検討するという。
一方、関西空港―ソウル(金浦)線、関空―アモイ線をそれぞれ廃止。この結果、事業計画ベースで国際線は09年度当初の37路線から38路線に、便数は週604便から644便に増える。 国内線は、主に成田と地方を結ぶ小型機中心の航空会社アイベックスエアラインズとの共同運航を拡大し、国際線との連携を強める。また、日航が昨年撤退した関空―旭川線は、6~9月に限って運航。逆に6月には広島―新千歳線、8月には福岡―仙台線を廃止する。国内線は09年度当初の113路線から103路線、1日754便から730便に減る。
(04:58)
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