2007.09.07
クリア エア・タービュランスか? 大韓航空機乱気流事故
~またも、多くのCAが怪我~
9月2日の大韓航空機の事故は、機長の話から、あるいは「シートベルト着用サインが点灯していない)ということなどから推定しますとCAT(クリアエアタービュランス)=晴天乱気流が原因のようです。
乗客5名乗員6名が負傷したとのことです。事故当時の状況を考えると、当該便がブロックアウトしてから46分後、つまり巡航に入って20~30分後のことですから、「飲み物や食事のサービス真っ盛り」であったと思われます。乗客は着席、CAは、機内で忙しく立ち働いていたことでしょう。客室乗務員の編成数は、推定7名。そのうち6名が負傷していることからも明らかでしょう。
レーダーにも映らず予測もできない「クリア エアー タービュランス」は、乗客は、「シートベルトサインが点灯していなくても、軽くでも締めておく」ように案内されていますから、ある程度危険から身を守ることもできますが、CA達はよけようがありません。
CAの被災については、やむを得ないことと「暗黙の認知」がされてきましたが、このままでよいのでしょうか。
この路線、済州島/関西のフライトタイムはおよそ、平均1時間半です。ブロックアウト→テイクオフ→上昇→クルージング→アプローチ→ランディングのことを考えれば、いわゆる「機内サービス」に許されるのは1時間にも満たないと言えるでしょう。
エアライン・旅行代理店間の競争という問題さえなければ、この区間で食事などのサービスをすることは、本来無理があるのです。
8月20日に起きたチャイナエアライン事故などを思い起こせば、「乗客の脱出」を指揮、援助すべ き客室乗務員のほとんどが、地上に到着する前に怪我をしている状態ですから、不安さを増すものです。
近い将来、こうしたCATのことも鑑み少なくとも短距離路線では、「安全を第一として、食事サービス、到着ぎりぎりまでの機内販売などは、実施しない」という趣旨のエアライン間の申し合わせなどをおこなっていただきたい、と考えるものです。
【タービュランス関連のブログ】
・KLM機 2007.06.06
乱気流で11人軽傷=済州島発の大韓航空機-関空
9月3日0時30分配信 時事通信2日午後7時半ごろ、韓国・済州島から関西国際空港に向かっていた大韓航空機733便(乗客・乗員111人)が、松山市の手前約110キロの上空で乱気流に巻き込まれ、乗客5人、乗員6人が負傷した。同機は午後8時14分、同空港に着陸。大阪府警関西空港署によると、11人全員が軽傷という。
同署や国土交通省関西空港事務所によると、機体はエアバスA300-600型機で、損傷はないという。
負傷した乗客5人は、日本人男性と韓国人女性が1人ずつと、中国人の男女3人。乗員は全員韓国人女性。乗客の中国人女性1人が頭から血を流していたが、ほかは打撲という。負傷者は泉佐野市内の病院に搬送された。
大韓航空によると、733便は午後7時前、済州島を離陸。松山市の北西約110キロ、高度約1万700メートルの地点で乱気流に巻き込まれた。機長は「晴天だったのに、突然機体が約200メートル降下した」と話しているという。最終更新:9月3日0時30分
関西空港行き大韓航空機、乱気流に巻き込まれ11人けが
9月3日3時24分配信 読売新聞2日午後7時30分ごろ、韓国・済州島発関西空港行き大韓航空733便(エアバス300―600型機、乗客102人、乗員9人)が松山市沖の上空を飛行中、乱気流に巻き込まれた。 午後8時14分、関空に着陸。乗客5人と乗員6人が軽傷を負った。 国土交通省関西空港事務所などによると、けがをした乗客は日本人男性1人、中国人の男性2人と女性1人、韓国人女性1人。 同機は同6時46分、済州島を出発。松山市の北西約110キロの海上、高度約1万メートルを飛行中、乱気流で機体が突然、急降下し、乗客らが天井に頭をぶつけるなどしたという。同社によると、シートベルトの着用サインは出ていなかった。
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