2006.10.19

トルコ「バス事故」に・・・。

~パッケージの質(安全)について、見直しも~

Photo_1 今回の事故については、「雨の中、スリップ」というのが主因と報道されています。

一般的に、大きな「旅行代理店」の看板のもとに、組まれたパッケージツアーについては、利用者は「使用航空会社とタイムテーブル・スケジュール」「現地での観光を含めたトランスポーテーション、いわゆるランド」についても安心してまかせていると思います。

この「ランド=LAND」の業者選択・発注については、「安全運行」という角度で新たなチェックが求められてきているのではないでしょうか。

~日本人観光バス、横転・一人死亡~
 【カイロ18日共同】在トルコ日本大使館によると、トルコ中部のコンヤで17日夜(日本時間18日未明)、日本人観光客が乗ったバスが事故に遭い、日本人1人が死亡した。ツアーを企画した旅行代理店エイチ・アイ・エス(東京)によると、このほか日本人23人と日本人添乗員1人、現地の運転手の計25人が負傷した。うち日本人女性1人が意識不明の重体。大使館が詳しい状況の確認を急いでいる。

 エイチ・アイ・エスによると、事故が起きたのは現地時間17日午後6時(18日午前零時)から同7時(同1時)ごろ。バスは強い雨の中を走行中にスリップ、中央分離帯を越えて路肩に衝突し横転した。単独事故とみられるが、現地の警察当局が詳しい原因を調べている。

 ツアーは個人旅行で申し込んだ観光客が参加。東京から添乗員が同行し、今月14日に日本を出発、トルコ国内を巡り22日に帰国する予定だった。

 コンヤは首都アンカラから南に約二百数十キロ。11世紀から13世紀にかけてルーム・セルジューク朝の首都が置かれるなど、当時の遺跡を訪れる観光客も多い。

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿者: 履歴書の書き方の見本

旅行会社は、ツアーを自己の企画と責任の下で販売していますのでそれ相応の瑕疵担保責任を負わなければいけません。旅行会社自身、及びその関連会社が運営していないツアーを構成する輸送機関、宿泊施設等については商品を仕入れることになります。この仕入れは、業務委託と解するのが自然と考えます。しかし、現行制度の下では、この輸送機関、宿泊施設等で事故が発生した場合、責任は旅行会社は負わず発生元で負うことになります。考えてみれば、輸送機関、宿泊施設等を選択して業務を委託するのは消費者ではなく旅行会社ですから、旅行会社が善良なる管理者として委託先に瑕疵がないことを十分検査する必要があります。この義務を怠り事故が発生すれば当然旅行会社の責任となり、旅行特別補償の範囲を超えてその責めを負わなければいけません。裁判で旅行会社の責任の範囲を明確にして欲しいです。これにより旅行代金が上がっても合理的範囲のものであれば受忍します。もし、HISの裁判の公判日をご存知であればお手数ですがお教え下さい。傍聴してみたいので。

投稿者: 福間一郎

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