2005.04.19

油断大敵!の「タービュランス」


~エバー航空機で40数名も負傷~

3月28日の 台湾・エバー航空2196便(エアバスA330-200)の乱気流事故では、重傷者1名他47名の負傷者が出ました。同航空関係者の話では、事故機は28日午後6時3分ごろに高度約1万1300メートルから約1万700メートルに降下しシートベルト着用サインを点灯した直後と、高度約8500メートルから約7600メートルで雲を抜ける際に機体が大きく揺れ、負傷者の多くは最初の揺れで頭を天井にぶつけるなどしたとみられています。

当日は、成田空港の周辺および関東地区は、低気圧が張り出ており、当日に羽田・成田を離発着していたパイロットたちの話では、低い雲もあり十分警戒しなければならない気象状況であったということでした。

さて、同機のパイロットが「シートベルトサイン」を点灯し、旅客にベルト着用を指示したタイミングが適当であったのか、それともいわゆる予測が不可能な「晴天乱気流」に遭遇したためなのか、事故原因については現在「事故調査委員会」が調査中ですから、その結果を待たねば、なんとも判定することはできません。

ともあれ、こうした「タービュランス事故」は、たとえ「ベルトサイン」が点灯していなくても、巡航中は、常にシートベルトを着用しておくことの重要さを教えています。
ちなみに「晴天乱気流」とは、ジェット気流がぶつかり合うところで気流の「渦」が起こり、乱れます。始末に終えないのは、雲と違ってレーダーにも映りません。同じ場所を直前に通過した他の航空機からの警告ぐらいが頼りといえば頼りなのです。まさに「タービュランスは、突然に!」ということになり、乗客・乗員(客室)に大きなダメッジを与えることがあるのです。日ごろから空の便を利用する方々は、「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」ことなく
トイレなどで席を立つとき以外は、常に「ベルトを着用」することを改めておすすめいたします。

この点について、3月30日、フジテレビ「めざましテレビ」でコメントを致しました。

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エバー航空エバー航空(Eva Airways:通称 Eva Air)は、台湾の航空会社。現地名「長榮航空公司」。中正国際空港が拠点。1989年4月7日、エバーグリーングループの手により創立。1991年7月1日に営業を開始した。日本へは成田国際空港、関西国際空港、新千歳空港、福岡空港、仙台空港へ定期便......

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