2004.11.22

新人CAにまつわる、伝説的なお話を少し・・・。

その①


   ~「袴」と「こんにゃく」~

これからお話しする様子は、「機内」という閉じ込められた場所でさまざまに繰り広げられてきたことばかりですが、「聞いているあなたの立ち位置は」どちらのスペースに陣取られてもよろしいと思います。つまり、あるときは新人客室乗務員、あるときはベテランのパーサーやチーフパーサー、時にはキャプテンにも、そしてまたあるときには、「ファーストクラスやビジネスクラスのカストマー旅客」「海外旅行に熟達したCA泣かせの旅客」「初めての旅行に新鮮な気持ちのエコノミー旅客」にもなっていただいてお聞き、いやお読み戴ければ、楽しいイメージとなるかもしれません。

もはや古典的、伝説的なお話になっていることがいくつかあります。いずれも「新人のCAはこんなだった」という類(たぐい)です。ファーストクラスでのお話です。

フライト中、チーフパーサーがギャレーの中に入っていそいそと立ち働いていた新人スチュワーデスに言いました。袴(はかま)は、どうした。早く出して!」すると新人はあわてて、コートルームへ走りました。額に汗をかきながら、「どこにあるんだ・・。」と探しています。見かねたチーフパーサー「何やってるの?」
新人「袴は、コートルームにかかっていると思ったんですが・・。」
チーフパーサー「・・・・?」
パーサーが言っていたのは、日本酒の徳利を受ける『袴』と呼ばれる容器のことです。
若い世代の皆さんでは、今でもわからない方も多いのではないかと思いますが・・。
hakama.jpg
1970年代から使用された日本航空ファーストクラスの
和食器です。(JAL50年史資料より)

覚えることが多すぎて、それまでの生活の中では意識したこともなかったことも知らなくてはならないのです。また、今のシチュエーションの中で何のことをさしているのかを聞き分けるのも、積み残しのきかない仕事をしている場所では重要です。

似たようなことで、やはりファーストクラスで。
オードブルのサービス中、旅客が「コニャック プリーズ」と注文。新人は「イェッサー。」と丁寧に対応。トレーの上になにかを盛ったお皿をのせて、しずしずとお客の席に向かおうとしました。見てみると、「和食のなかから、何かを取り分けてお皿に山盛りに載せています。
あの外人のお客がこんなものを注文するのかなぁと疑問に思ったチーフパーサーは、念のため、聞いてみました。 「お客様に何を頼まれたの?」
新人「お客様は、これが気に入られたようで・・。こんにゃく をお持ちしようと思いまして。」
チーフパーサー一瞬考え込んで。「ん~・・・・。それは、多分ブランデーということでコニャックとおっしゃったんじゃないのかなぁ?」
新人は、「コニャックだのアルマニャックだの」という知識も浅く、また、食前はビールやハードリッカー、食事の間は、ワイン、ブランデーは、デザート以降、リキュールとともに飲まれるものという思い込みがあった上、たまたま、和食のオードブルに「こんにゃく」の煮物がアレンジされていたことが、こんなことを生んだようです。

新人にとっては、料理内容を説明できることも必須です。一例を挙げれば「鰤はぶりと読み、英語ではYellowtail」という学習も必要です。何しろファーストクラスメニューに魚へんの字が出てきただけで判読不可能というのがふつうでしたから・・。
頭がなにかでいっぱいの時に『思い込み』をする典型のようなお話でした。
今回は、皆様は、どちらの立場で感じましたでしょうか。

人気blogランキングへ

コメント

[url]http://www.sexwithex.com[/url] SEXWITHEX.COM - The world hottest private girls pics and videos!

投稿者: Magenial

King Of Pirate Online King Of Pirate is a fully 3D-designed multiplayer online game based on 5,000 years of pirate history. In it, comical pirate characters and creatures travel the high seas and encounter intricate story-based quests, wondrous cities and beautiful landscapes in their search for treasures fit for a king – or a king's ransom! Though the excitement of ship-to-ship combat is a heady brew for newcomers and veterans alike, many p

投稿者: Neebyelitapat

コメントを書く






トラックバック

この記事に対するトラックバックのURL:

この記事へのトラックバック一覧です:

Copyright (C) 2001 - 2004 Hideshima Issei All rights reseved.