2004.08.04

星降る夜に!(40)  5000年を背負った“中国人の旅”                 中国編②

  ~私たちにとって「いつか来た道」ではあるけれど・・・。~

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ー写真は1985年の北京です。-
中国のお話は、5000年の歴史が物語るようにどこまで続いてもきりがないのですが、これまでの中国との違いがどんなところに現れてきているかは、興味のあるところです。
先日、旅行の話になりまして、今中国から外国へでている人の数が話題になりました。
日本人が世界に飛び出し、「世界中日本人を見かけないところはない!」といわれて久しいものがありますが、数にしますと年間1330万人(2003年)で一億の人口の13%です。
さて、中国は?というと年間外国へでる人「1億人」といわれています。12億人の1億人ですから、10%にも満たないのですが、「1億」の数には、さすがに圧倒されます。まだ発展の緒に就いたばかりでこの数字ですから、末恐ろしいものも感じます。旅行についていえば、とりわけ「日本へのツアー」が人気ということです。その中味は平均的には、3~5日の旅程で日本中を忙しく動き回ります。一例は、夕方日本着。2日目は午前中『ディズニーランド』午後から『秋葉原』3日目は岡山、広島、4日目 京都、大阪 という具合です。どういうパターンでも、人気の一番は「秋葉原」二番は「ディズニーランド」ということです。某有名デパートの友人から聞いたリアルなお話ですが、「今日はあまり売り上げが上がらないなぁというときにチャイニーズの方が来店されると皆ホクホクになります。なにしろ買いっぷりが半端ではありません。ご婦人でも同じ商品の色違いを全部、という買い方をなさいます。お一人で100万円以上お買い求めになるのも珍しくありませんね。」どうでしょうか?「高級りんご」から「高級車」まで飛ぶように売れる事も聞いています。
価値観の若干の違い、発展のプロセスの違いがあっても、日本人の「ルイ・ヴィトン」に始まり、「ルイ・ヴィトン」で終わる旅行が、「秋葉原」に置き換わっているだけのようにも思えます。

さて、最近 「重慶」でのサッカーアジアカップの試合で、日本サッカーチームやサポーターは、極端な「ブーイング」を受けました。日本のメディアでは、スポーツの場面で過去の戦争を持ち出すとは「アンフェアー」という取り上げ方が一般的でした。しかし、若者にとっては、怒る前に「何で?こういう扱いを受けるの?」という反応のほうが強かったようです。
かつて中国で行った侵略の傷がどれだけ深いか、「靖国参拝」「教科書問題」などが中国人にどれだけの印象を与えているのかを測るものさしにもなったのではないでしょうか。

おりしも、数日後「ワルシャワ蜂起記念の日」にドイツのシュレーダー首相が参列し、大戦時のナチの罪を「謝罪」している光景を見まして、「日中かくありたい。」という感慨を深めました。

【参考】日本人の出国者数: 1330万人、うち 男性57% 女43%
     年齢別ランキング:①30代②20代③50代④40代
【下の写真】 服装も自転車も黒一色、現在の風景との違いがくっきりします。
 車の数も極めて少ないのです。

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