2004.04.01

一生の提言

① エコノミークラスの1座席あたりのスペース拡充について!

●現行のスペース(平均で、幅 41cm~45cm ピッチ 79cm~86.4cm)では、快適性の最低基準に達しているとは、思えない。

特に10時間を越すような長時間フライトにおいては、窮屈さ、閉塞感を伴い、充分な睡眠を取ることも難しく、 旅客にとっては、苦痛を伴う事態と言っても過言ではない。
利用者も、「A地点からB地点へ移動出来れば良い。」、「運賃が安いのだから仕方ない。」 という固定観念に縛られ過ぎてはいないだろうか。

 1970年代のB-747ジャンボ機導入などを機に大量輸送時代を迎えて、航空界は右肩上がりで売上を伸ばし、飛躍的発展を遂げた。
機内の様相も、ファースト、ビジネス、エコノミーのスリークラスに分けるというのが世界の趨勢として定着した。特に、収益性の最も高いビジネスクラスでは、各社の旅客獲得競争も激しく、今でも快適さ、特にSEAT SPACE(リクライニング角度、横幅、ピッチ=レッグ スペース)、豪華さ(機内食の選択制、ワインなど飲料のグレード アップ)を競い合っている。この一方で、航空各社は、ファーストクラスは、採算・収益性が薄い(限られた機内スペースから占有面積が大きい割りに座席数は少ない)為、ファーストを除いた2クラスの路線を多くしているのが実状となってきている。

 そして、エコノミークラスは、エンターテイメント面で各席に画面がつく、食事が和洋食などで選択できる、などのサービス向上があるものの、航空機内での健康維持上、もっとも大切な1座席あたりのスペース確保という点は、実に大量航空輸送時代到来から30年たっても、ここだけは、悪条件下に置かれたままとなっているのである。
    

●深刻な「エコノミークラス症候群」への確かな対策になる!

 こうした中で、いわゆる”エコノミークラス症候群-深部静脈血栓症(DVT)あるいは、肺塞栓症-”による患者が、乗り継ぎを含め、長時間フライトを体験した旅客に発生している。
    (詳しくは、エコノミークラス症候群 欄をご覧ください)
   
 機内のサービス合戦は、もとより 航空会社が利用者に自主的に還元しようという事より、激化する競争の結果、生まれてきている。従って、どこかの航空会社がことの重大性を察知し、コスト面の苦労を乗り越えその航空会社の快適性の看板として、勇断を持って エコノミークラス座席の拡充を 果たせば、利用者からの多大な支持を得ることは、間違いない。そして、他の航空会社は、これに呼応せざるを得ないといえる。
 あるアメリカ系の航空会社が、10数席、こうした座席を設置しているが、何らかの条件付であり、まだまだ本格運用とはいえない。

 豪華さとは、縁がなくとも、精神的にも肉体的にも、安心して旅ができる エコノミークラス座席の改善は、急務であり、その実現を、各航空会社の経営陣に、また指導機関たる国土交通省に強く望むものである。


② 客室乗務員の契約社員アルバイト制度を改めさせる

③ 国内航空運賃の適正化
   (エアラインは今や庶民の足、25%もの税金は高すぎる)

④ 航空協定の見直し(不平等の是正を)

⑤ 空の安全をおびやかす規制緩和は認めない

⑥ 利益追求に走りがちな航空業界と、監督すべき立場の航空行政の癒着にストップを


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