2004.03.22

星降る夜に!(24)苦労あり、涙あり、のロングフライト乗務

~乗員のレストとファシリティーその4~

交代のための編成のありかたを、用語としては、シングル(交代なし)マルティプル(水増し交代)ダブル(完全交代)というふうに呼ばれ、識別されています。このうちダブルというのは、C/C・C/Aとも前々回お話した「アエロフロートとの共同運航」以来存在していません。

話は少しそれますが、歴史的に言いますと客室乗務員C/Aについては、悲しいかな休憩の場所さえ確保されていない時代がしばらく続いたこともあります。私も乗務を長く体験したDC-8使用のモスクワ線では、「ごみのふくろが山積みの狭いギャレーに、毛布を敷いてしばし座り込む」というなんとも情けない有様でした。人間の誇りとして、「こんな姿は誰も想像していないだろうね。」と互いを慰めあったものでした。

また、現在でも、C/Cの問題として、「サンフランシスコ線の交代なし乗務」というのが依然そのままです。休憩なしでは「緊張の持続にも限界!」とパイロット側から「安全を危惧する」声が強く挙がっているのですが・・・。こういうことは、利用者にはあまり知られておりませんが、聞けば「心配」なことです。先日報道された長距離トラックの運転手さんたちが、過労運転スケジュールで居眠りし、重大事故を起こしたことなど、みますと、空の上はもっとシリアスな状況ですからね。

では、次回は「クラス別で大きな落差のある座席」についてまたご説明いたしましょう

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