2004.02.09

星降る夜に!(20)航空券に「安全代金」は、含まれているはず・・・。

ここのところ、「航空事故」が続いていますので、今回は少し辛口で、お話してみたいと思います。

「JAS機」の問題ですが、ジェットエンジンの同じ箇所・同じ部品で亀裂が発見されたということで、報道の多くは、「もともとの構造上に問題があったのでは?」という方向の指摘が多くなっています。しかし、同型機が世界で約1000機運航されているというなかでJAS社の保有機はわずか25機です。そのうち15機にもシリアスな事態が起きていたのです。一方、エンジン製造メーカーである「プラット&ホイットニー社」は、「過去に同型エンジンで同様の損傷が起きた報告は、寄せられていない」としています。また、335機を運航している「アメリカン航空」でも過去9年間で同じようなケースは5件しかないということです。なぜ、日本のJASの飛行機にばかり、シリアスな事態が起きていたのでしょうか。また、なぜ、定期点検で発見もされなかったのかでしょうか。
これは、誰でも不思議に思います。
エンジンを分解しての点検は、エンジン製造会社にまかしていたから、わからなかったのだろう、というのが業界の見方とも言われています。

調べてみますと、JAS社をはじめとして他の航空会社も「事業の伸びに比較して整備にかかわる費用」は、この数年大きく減少してきています。
これは、乗る方(旅客)からすれば大きな関心事です。なぜなら運賃の中には「十分な安全」を保障してもらう費用も入っていると信じているからです。

今後、利用者としては、いつまでも「飛び切り安い航空券」を求めるよりも「リーゾナブルなプライスでも、安心して乗れる航空会社」を選ぶ眼を、磨いていく必要があるかもしれません。
このことが、「安売り」や「目先のキャンペーン」でつぎ込まざるを得ない環境を、本気で「安全性」で勝負しなければならない航空界に変えていくことになると思います。

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