2004.01.05

星降る夜に!(16)どこで新年を迎えるか、「ハワイ」なら・・・

ひと昔前は、12月24日クリスマスを機内で迎える時は、乗客の皆さん一人一人に「ギブアウェー(記念のお土産)」を配ったものです。
この時、肩から品物を入れた袋をかつぎ、サンタクロースの扮装をしてキャビンを回る役回りは、いつも後輩の「スチュワード」でした。私も確かコペンハーゲンに向かう機内でサンタとなりました。乗務員、特に若手のスチュワードにとっては「クリスマスの憂鬱」でした。

これにひきかえ、新年を迎えることは「すがすがしく」、「おとそ」のサービスもあり、で忙しさはクリスマス以上でしたが、少しも苦にはならなかったことを覚えています。
日本時間で年が明けるとき、機内でも機長はじめコックピット、キャビンクルーも総出で乗客の皆さんと「明けましておめでとう」のキャッチボールとなります。「縁あって祝いあう、かたまり」という意識がみんなの間に流れていて不思議な味わいがあります。
さて、アメリカは、とてつもなく広いことを実感させることは色々ありますが「年越し」の時は、特に異様な思いを味わいます。
機内で一度セレブレーションしても、ハワイ到着後ひと眠りした夕刻から、それは始まります。まず「ニューヨーク」あの見慣れた「タイムズスクエアー」で盛大なカウントダウンが始まります。1時間後には「カンザス、テキサス」から、そして「コロラド、ユタやワイオミング」と続き、クライマックスは「ロスやシスコからのカウントダウン」となります。
多少カウントダウンに食べ飽きてきた頃、息つく暇もなくいよいよご当地「Hawaii」の年は明けるのです。
島中で、けたたましい爆竹が夜明けまで鳴り止みません。世界でも有数な「人種のるつぼ、といわれるハワイ」は、サトウキビやパイナップル生産の担い手として移り住んできた民族の歴史を時おり、灯す事になります。
中国系アメリカンの文化が爆竹で祝う原点にあると思えます。

私にとって、一度で何回も新年を味わえる「ハワイ」は、青い海・白い雲・ココナッツオイルのにおいに加えて、こうした隠れた魅力も持っています

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