2003.08.03

”こころ”の こころ意気! ~続・NHK朝の連続ドラマを見て~

浅草の老舗鰻や「清川」の家に生まれた主人公「こころ」は、ついこの間まで、客室乗務員として、空を飛んでいました。しかし、翼をたたみ、家業を継ぐことを決断しました。

先々代店主というのか、「こころ」の祖母役の岸恵子さんの演技ですが、見事というほかありません。(勿論、脚本ありきなのですが)
気丈に生きてきた人生のはずなのに、懐の広さ、こころの大きさ、そして浪漫と自由闊達の精神を持ち合わせた不思議な女性を見事に演じ切っていると思います。

この祖母あっての、「こころ」の決断なのでしょう。

昔と違って、いまは、誰でも外国へ手軽にいける様になりました。ブランド物も日本でもたいした値段の差もなく買える様になっています。
「客室乗務員になることの魅力」は、だいぶ割引になってきています。しかし、仕事としていざというときは、”命をかけても”頑張らねばなりません。この点は、テロなど含め予測できないことが空の上で起きるなど、かつてより、使命が重くなっていると思います。

にもかかわらず、たとえ、「契約社員」でも、「どうしても客室乗務員になりたい」という女性が多いことは、報道されている通りです。
空を飛ぶということは、そういう理屈を越えた、摩訶不思議な何かがあるとしか思えません。

主人公「こころ」もそうした思いで、フライトを重ねていたでしょうし、空を飛ぶという仕事へのプライドもしっかりと持っていたに違いありません。
しかし、彼女は決断しました。

文字通り、空から戻って「足を地につけて家業を継ぐ。祖母が、母が、大切に守り育ててきたものを、自分が引き継ぐ。」ということです。
店の者にも、言っているように、中途半端でなくゼロからやる、との決意を示しました。

大変な道が待っています。でも、大丈夫。「こころ」は、「限られた時間のなかで
正確な判断を下さなければならない」能力を、機内の仕事の中で充分磨いてきました。これこそ客室乗務員のエッセンスです。

「こころ」の”心意気”に大きな拍手を送ります。

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