2003.07.07

星降る夜に!(3)~文明がひかる・・・~

デスティネーションのヨーロッパに到着時間をあわせる為か、中近東のステ-ションでの離発着は、ニューデリー・テヘラン・カラチ・カルカッタ・アブダビ・バーレーンなど、経由する場所は、どこもミッドナイトになります。
従って機内では、真夜中を航行中といっても、ウィンドシェードも開けたまま。
眼下には砂漠が横たわり、そしてアラビア海(Arabian Sea)が、広がっているはずです。漆黒の闇の中から、時折あがるのは、大きな石油の炎、そして群落の灯々(あかり)。その灯は、不思議なことにかすかにちらちらと点滅しているかのように、またその色は、赤くオレンジ色がかって見えます。

ニューヨークや東京を、空から見た色とは明らかに違います。

かつて、 南回り欧州線(レトロに感じますが、北回り欧州線に対して、こう呼んでいました。)が日本から中東を経由してヨーロッパに向かう花形路線のひとつとして運航されていた頃の話です。

省エネということから言えば、蛍光灯を多用した証明のほうに、軍配は上がるのでしょうが、白い光りを見慣れたものにとっては、赤い光りは、裸電球ひとつの光景が記憶をかすめるのか、時の流れとぬくもりを感じさせます。
「インダス」から「メソポタミア」の文明を、いま、空高くから通過している感動を独り噛みしめたことも思い出されます。

「文明を光りで感じる」次回はヨーロッパのことをお話します。

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