2002.10.30

快適性の追求に拍手!!

 全日空は、このたび料金据え置きでアメリカ・ヨーロッパ線のファーストクラスシートに大幅改良を加え、オファーするとのこと。
 ファーストクラス運賃147万円は、庶民にとってとても購入できる値段ではないが、利用者へのサービス還元ということを考えれば、その英断には拍手したい。
 競合会社に先駆けて、コストをかけて実施することは、それなりに勇気の要ることと推察できる。紐解けば、かつて全日空がジャンボ機のビジネスクラスの座席を、横1列7席にして、スペースを確保して発売した。当時、日本航空は、横1列8席であったが、社内では、「あんなことをしても採算とれずに、直ぐやめになるよ。」とみてみぬふりをしたものだが、何のことはない、たまらず、全日空に追随して横7席にしたものである。

 さて、こうした長い路線で、乗客の座席スペースを拡充して行くことが、サービスの目玉へとなってきていることは、航空運送業界の思想的進歩であり、歓迎するのだが、未だ、日のあたっていない”エコノミークラス”の標準的座席の広さ(横幅・ピッチ・リクライニング角度)にも、改善の一歩を示していただきたいものだ。
 どのエアラインでもかまわない、少々機内食、エンターテインメントのサービスの質を落としてでも、乗客の最低限の健康を守るために、英断を持って踏み切ってもらいたいと切に願うものである。  

ana-seat.jpg

【資料】ニュース速報より

~全日空 国際線ファーストクラスに世界最大幅のベッドシート導入へ~

 全日本空輸は23日、世界最大幅のベッドシートを装備した国際線ファーストクラスの新しい座席を12月1日の成田発ロンドン行きの便から欧米路線に順次導入すると発表。費用は約100億円で、B747-400機機を対象に改修を進め、2003年9月までに完了させる計画。

 周囲を仕切った個室仕様と、座席を完全に倒せば世界最大の84センチ幅のベッドになるのが特徴で、料金は従来通り往復で147万5,400円。ニューヨーク線、フランクフルト線などにも順次拡大する。

 航空各社は昨年9月のテロ事件の影響を引きずっているが、全日空の今年度上半期は北米・欧州線ともファースト・ビジネスクラスの利用が好調だったという。

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